ウェストデンタルクリニックが最も力をいれている治療の1つが入れ歯!!
]~「新入れ歯名人2014」にも掲載されました~
インプラント全盛の昨今、入れ歯の勉強をする若い先生が減った・・・と言われています。
確かに入れ歯は奥が深くて、 極めるのはかなり大変だし、 その割に地味で報酬的には報われない(?)ので、 若い先生方が、なんとなく最先端っぽくてかっこよくて儲かりそうなインプラントに走るのもごもっとも!! なんだけど・・。
うちは、若いDR.も全員、「入れ歯オタク」の変わり者ばっかりなので、どうしたらもっとい入れ歯が出来るか?
そんなことばっかりいつもみんなで話しあっています。
~DR.だけでなく、衛生士、助手もみんな患者様からのご相談にお応えできるよう、日々勉強中です~
今迄、我々の悩みのひとつだったのが、嘔吐反射のある方の総入れ歯。 (残っている歯がかなり少ない方の部分入れ歯も)
うちで、1番人気の総入れ歯というと、「コンフォート」。
歯茎にあたる部分に柔らかい生体シリコンがついているので、痛くなくよく噛める!と評判です。
なんだけど、唯一の欠点は、厚みが結構あること。
口蓋の部分が敏感で嘔吐反射のある方には向かないんです。
多数歯欠損の部分入れ歯でも同じ悩みがありました。
部分入れ歯の1番人気は「バルプラスト」。
薄くて、柔らかくて、金属のバネ(クラスプ)のないノンクラスプタイプなので、見た目もGood. 口蓋部分は覆わないで、作ることが出来るので保険の義歯と較べると違和感はかなり少ないです。
だけど、残っている歯の数が極端に少ない方だと、やはり口蓋部分は覆うことになるケースが多いです。
~写真左側:残存歯が2本しかない場合の上顎バルプラスト:口蓋部分は覆うことになります。薄いので保険の義歯と較べると違和感は少ないですが・・・~
嘔吐反射があるわけではなくても、口蓋を義歯で覆ってしまうことで、発音がうまくいかなくなってしまう方(練習で回復しますが)もいらっしゃいます。
かと言って、無口蓋の馬蹄形の義歯は、吸着が悪い・・・。
すぐ外れちゃうんじゃ意味ないですからね・・・。
~少数歯の欠損なら、ウェルデンツがおススメ。入れ歯の歯茎に当たるピンクの部分のない床なしタイプでできます~
コレ、ずーっとジレンマでした。 う処置)が金属床にすれば口蓋を覆う面積は減るけれど、裏層(年月がたって、歯茎がやせてきた時に行なう裏打ち)が出来ないし・・・。
長く使えない入れ歯じゃ意味ないもんね・・・。
前置きが長くなってしまいましたが、やっとそんな悩みを解決できる入れ歯が登場しました!!
その名もグリップデンチャー!!
~どうしても、口蓋部分のない入れ歯が欲しい、とご希望の70代女性。残っている歯が3本のケースでした。とっても喜んでいただけました~
昨年末から、お試しで何人かの患者様に作らせていただきましたが、大好評。
これなら、自信を持っておススメできる、とスタッフ一同確信しましたので、導入決定です。
~こちらはあえて、口蓋ありタイプのグリップデンチャー。
残っている歯が1本の40代男性。 口蓋ありでもとても薄いので気にならないとのことです~
~裏側から見ると、その薄さがよくわかります。でも、丈夫で落ちない!~
入れ歯の口蓋部分が気になる方、お気軽にご相談下さいね。