以前からずーっと欲しかった物を、ようやく導入することができました!
新しいラケットとか自転車とかじゃないですよ~。
AEDです。
駅や劇場、お役所、色んな公共施設で見かけることも多くなったので、皆さんご存知かと思うけれど、AEDとは、自動体外除細動器。
心室細動などを起こして急に倒れた方がいる時に、電気ショックを与えて心臓の動きを正常に戻す救命医療機器です。
救急車の到着までの平均時間は約8分。
心室細動が起きて、すぐにAEDを使用すれば救命の成功率は90%とかなり高率で助かります。
でも、1分遅れるごとに7~10%も救命率は下がって、9分後だと10%切っちゃう・・・。
AEDの使用は1分1秒でも早い方がいいってこと。
救急車来るまで、じっと待ってたら助かる命を失っちゃうことになるかも・・・。
歯科医院には、高齢の方も有病者の方も来院されるし、絶対うちにもあった方がいいよなあ・・・
・・・という訳で、AEDウェストデンタルクリニックにもついに導入いたしました。
~日本光電さんの東さん・迫田さん:本日AEDと心肺蘇生の院内講習会をやっていただきました~
日本国内で薬事法で認可されているAEDは4つのメーカーがあるようです。
その中でも、万一の時、誰でも使いやすくて、24時間365日のバックアップ体制が整っている日本光電さんの最新式のAEDに決めました。
今日は、いざという時のために日本光電さんからインストラクターを招いて、心肺蘇生とAEDの講習会をやっていただきました。
せっかくAEDあっても使えなかったら意味ないもんね。
ちゃんと使えるようになるか正直不安だったんだけど、AED自体が心電図解析して音声ガイドでやるべきことを指示してくれるので、使い方は思ったより簡単!!
インストラクターの東さん、迫田さんのわかりやすい講義で一同きっちりマスターしました!!
~心臓マッサージ練習中の飯塚真依~
歯科大時代、一応心臓マッサージと人工呼吸、気道確保なんかの実習はやったんだけど、当時はAEDの講習はありませんでした。
AEDなんてまだ普及してなかったもんね。
25歳以下の人は学校教育でAEDの実習やったことある人多いらしいけれど・・。
(うちには25歳以下のスタッフ1人しかいないもんね・・)
そうそう、テレビドラマの医療のシーンでもAEDよく使われてますよね。
あれも、日本光電さんの製品多いようです。
毎朝見てるNHKの朝の連ドラ「純と愛」でも使われたようです。
「純と愛」・・な~んか朝の連ドラらしくないストーリー展開だし、主人公が朝から暑苦しくってイヤだーと思いつつ、ついつい毎朝はまって見ちゃってます。
~↑クリック:純と愛の中によく出てくる荒井良二さんの絵本「ねむりひめ」までついつい買ってしまった・・・。待合室に置いていますのでよかったらご覧ください。絵がめっちゃカワイイ!!~
AED、使用される場所第1位は鉄道、第2位は老人ホーム、第3位はスポーツ施設だそうです。
そう言えば、いつだったかの東京マラソンで松村邦弘さんが倒れた時も伴走車にあったAEDですぐ処置されて助かった・・・って話だったなあ・・。
若年者でも運動中の急性心筋梗塞ってよくあるみたいだし、スポーツ施設選ぶ時はAEDあるかどうか?も選択のポイントにした方がよさそうですね。