昨日は、午堂登紀雄さんの講演会に行って来ました!
すっごくよかったです~~。
生・午堂さん、めっちゃかっこよかったです。
仕事早抜けして行った甲斐があった~。
ちゃっかりサインまでいただいちゃいました!!嬉しいっ。
ビジネス書をあんまり読まない人だと、午堂登紀雄さん知らない方もいるかもですよね。
肩書としては、米国公認会計士の方で、不動産コンサルティング会社を経営なさっている方です。
私が唯一、今も新刊出ると必ず買うビジネス書が午堂さんの本。
開業前や開業して軌道に乗るまでは、私もいっぱいビジネス書や自己啓発書の類読んでたんだけど、
(勿論、当時の私には本当に役に立つ本いっぱいあったし、今もそれは生きてますが)
最近はその手の本は、ほとんど読まなくなってしまった。
読んでもあんまりにも中身薄かったり幼稚だったりで、ここにはアップしないし・・・。
歯科の某経営塾行くと、そういう自己啓発書の類 読んで感想文書くのが毎月宿題に出るんだあ・・。
読書は、特技だし好きだから読むのは苦になんないけど、
課題図書に挙げられてる本があまりにもバカバカしいので、行くのやめちゃいました(笑
話とんじゃったけど・・・
9月に読んだ本でまず紹介したいのが、その午堂さんの本2冊。
①「やってよかった、やらなきゃよかったお金のこと/午堂 登紀雄」
たぶんもっと若い人、20代とか30代とか・・そういう読者を意識して書かれた本なんだろうけど、とっくに40過ぎた私にも勉強になったり、そうそうそうだよね~と思わず相槌うちたくなる本。
やってよかったことだけじゃなくて、やらなきゃよかったことがいっぱい書いてあるのが面白いです。
資格試験なんて受けなければよかった・・とかね。
特に、若い方にはおススメです!
②「日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない/午堂 登紀雄」
こちらも絶対読む価値あり!
ほんっとーに、江戸時代なら百姓一揆おこしたいくらい重税の日本・・・。
更に消費税もあがるし、復興増税なんて言って、全然関係ないとこにお金使ってるみたいだし、
大企業なら借金棒引きにして税金まで投入してもらえるけど、
私たちみたいな零細企業は税金ちょっとでも遅れるとサラ金並みの利息までとられるし・・。
マジで働く意欲なくなっちゃうよねえ・・。
なんか税金払うために働いてるみたいなんだもん・・。
なんてぼやいてるばっかじゃなくって、ちゃんと考えて行動を起こさなきゃだなあ・・と思いました。
どんな世の中になっても慌てないですむように備えておきたいもんです。
今月はビジネス書、もう1冊
③「2050年の世界/英「エコノミスト」編集部」
2050年の世界を、人口、医療、環境、経済とビジネス、科学、など色んな方面について綿密なデータを駆使して予想してある本。
面白かったです。先ほどの午堂さんの「日本脱出」と併せて読んでほしい!
健康系ではこの2冊
④「その健康法では早死にする!/高須 克弥」
あの高須クリニックの院長高須先生のご著書。
最近本屋さんの健康・ダイエット関連の売り場では南雲先生の本がいーっぱい平積みになってますよね。
私も何冊か読んで、以前このブログでもご紹介したけれど・・。
高須先生の本では、南雲先生の提唱する「1日1食」を、危険な健康法としてバッサリ!
そのエビデンスもきっちり書かれています。
いずれにしても、私は1日1食なんて無理だからね。
ごぼう茶も苦手で飲めないし・・。
とりあえず、高須先生に1票!!て感じかな(笑
⑤「歯の歳時記/中野愛彦」
私の東洋医学の師匠である中野先生のご著書。
中野先生は、歯科医師であると同時に、鍼灸師でもあります。
歯科の専門書は読んでもここにはアップしないんだけど、この本は一般の方が読んでもきっと面白いと思います。
エッセイでは
⑥「オカマだけどOLやてます/能町 みね子」
これも面白かった~。まだチンチンついてるのに、女子としてOLやってるオカマちゃんのドキドキOLライフ!
「ワタシ、性同一障害で苦しんでます」的な本じゃなくって、明るいの。
なんかね、読んで元気でるし、応援したくなる。
こういう本っていいなあと思います。
全然かっこつけてないし、オトコでもオンナでもオカマでも、能町さんってきっとみんなが”友達になりたいなあ”って思うようなヒトだと思う。
小説は3冊。
⑦「人魚呪/神護 かずみ」
唯一愛した女=人魚で、その人魚食べちゃって不老不死になるオトコの話なんだけど・・。
ネタバレになっちゃうから、これ以上ストーリーは書かないけど、
妖しくて美しくて色っぽくて哀しい、尚且つ不老不死についても考えさせられる物語でした。
不老不死といえば、ティム・バートン×ジョニー・デップの新作映画「ダークシャドウ」は面白かったよ~~。
200年ぶりに甦ったヴァンパイアの話なんだけど、なんせ200年ぶりだから時代の流れに全然ついていけてなくって、
でも、めっちゃ家族愛強くて、可愛いヴァンパイアでした。
同じ、不老不死でも、日米でとらえ方、こんなにも違うもんかしらね~。
~本文と全然関係ないけど・・ニューヨーク、メトロポリタン美術館にあるステンドグラス:
何回見ても美しかったです~~
⑧岸辺の旅/湯本 香樹実
これもよかった~。
失踪した夫が帰って来るんだけど、実は、もう死んじゃってて、カラダは海の底で蟹に食われちゃったっていうの。
つまり、幽霊!幽霊の夫と2人で旅に出る話なんだけどね。
そもそも、愛する人がいきなり何も言わずにいなくなっちゃうってどんなに辛いことだろう?
哀しい物語なんだけど、やっぱ湯本 香樹実さんはスゴイなあってしみじみ思っちゃいました。
「夏の庭」や「ポプラの秋」も好きだったけど、「岸辺の旅」も素晴らしかったです。
⑨幸福の食卓/瀬尾 まいこ
瀬尾まいこさんってきっといい人なんだろうなあって思う。
だって、登場人物がみんな、すごくいい人なんだもん。
こんな魅力的な人物像を描ける瀬尾さんも、きっと素敵な人に違いない!!
家族や、いろんな支えてくれてる人への感謝を思い出させてくれる1冊でした。
歴史物では、
⑩「江戸っ子は虫歯しらず?/石川 英輔」
タイトルは虫歯しらず・・ですが、江戸時代も虫歯はあります。
歯医者のはしくれとして、一応書いておくけど・・・。
石川 英輔先生の本は、史実だけじゃなくって石川先生の一言がユーモアたっぷりで好きです。
⑪「西行~花と旅の生涯~/佐藤和彦・樋口州男 編」
今月も読みたいけどまだ読んでない本、山積みになってるので、楽しみです。