ミミはうちで唯一の女の子（アメリカンファジーロップという長毛、たれ耳のうさぎです）。
大人しくって優しい性格の男の子たちの中で、1番やんちゃで悪戯好き。
1番年下だけど（2011年1月1日生まれ）気が強くて、ドライフルーツが大好きで、自分が食べ終るとのんびり食べてるチャーリーから横取りしちゃうようなわがまま娘。
それにひきかえ、おやつ盗られても、怒りもせずいつも優しい男の子たち・・・。
わがままな女の子に優しい男の子っていう構図は、うさぎの世界も人間の世界も一緒？？
～ミミ：現在体重１．７㌔ 好物はドライフルーツ、小松菜～
そんなミミが、この度避妊手術を受けることになりました。
男の子たちはみんな去勢手術済みなので、妊娠の心配はないんです。
じゃあ、何故？というと、出産しないのに避妊手術をしてない女の子うさぎは、4~5歳になると子宮疾患になる確率がものすごく高いのです。
うさぎの寿命は5~10年と言われているけれど、出産経験がなく、避妊もしてないメスのうさぎで10年生きることは稀だと、獣医さんもおしゃってました。
野生のうさぎって年に何度も妊娠・出産を繰り返すのだそうです。
でも、家庭で飼われてるうさぎは、そういうわけにはいきませんからね。
～チャーリー：体重は１．６㌔ ミミより毛が長いので大きく見えるけど、体重はミミの方が重い。２０１０年６月生まれ～
私の最愛最強のパートナーで、今年の1月に逝ってしまったうさこも、子宮疾患が原因でした。
小さい頃に避妊手術してあげてたら・・・うさこ、ごめんねっていっぱい後悔しました。
なので、ミミにはうさこの二の舞はさせたくない！という訳で、ミミがうちに来た時から、手術適齢期になったら手術を受けさせようって決めていました。
日頃から病院に慣れるよう、定期的に健診にも連れて行っていました。
～今は亡きうさこ：獣医さんから「うさこちゃんは自分のこと人間だと思ってますね」と言われる程人懐こく、賢い子でした～
2週間ほど前に、一応事前検査をしてもらって、とりあえず問題なしで手術は可能とのことで手術を予約。
実際の手術の2日前から入院して、再度事前検査、剃毛などをして、手術・・・の予定。
ミミ！がんばるんだよ！終わったらちゃんと迎えに行くからね、大人になって病気にならないためだからね、と朝から言い聞かせて、使い慣れたおトイレや、給水ボトルや食べなれてるご飯やおやつもお持たせして、いざ獣医さんへ・・
な、の、に・・・・
入院2日目（手術前日）の昼休み、獣医さんから電話が・・・。
「入院してから、全くご飯を食べず、ウンコもオシッコもしません。こんな状態では手術はできませんので1度退院した方がいいかと・・」
え～～～～？？入院する日の朝まで、元気いっぱいだったのに・・・。
多分、メンタルの問題・・ということなので、即迎えに・・・・。
チャーリーは入院してもケロっとしてたのになあ。
でも、うさこも1泊ペットホテルに預けただけで、ご飯食べなくなって、帰って来てもしばらく部屋の隅で固まってて元気なかったもんなあ（それ以来、出張などで留守にする時は、自宅にペットシッターさんに来てもらってます）。
やんちゃなくせに、意外と繊細なミミ・・・。
～おーちゃんは病院でもいつもお利口さん、先日は獣医さん向けの歯の治療の動画に出演！～
お家に戻って来ればすぐ元気になるだろうと、タカをくくってたのに、ミミは帰って来ても全く元気なく、ご飯も食べず、
じっとうずくまってました。
大好きなボール遊びも勿論やらないし・・。
～まるで運動会の大玉転がしみたいに、ボールを転がして遊びます～
人間は1日2日絶食したって死ぬことはないけど、うさぎは食べないと胃腸の動きが悪くなって死に至ることもあります。
獣医さんでいただいた食欲増進剤や胃腸の動きを活発にする薬を飲ませるも、全く効果なし・・。
大好きなドライフルーツも一口齧っただけ・・。
長生きしてもらうために決めた手術なのに・・。
チャーリーもミミが元気ないのが心配そう。
もう大人のチャーリーは、普段ボール遊びなんてしないのに、ミミの気をひこうとするかのように、ミミの大好きなボールをミミの前で転がしてみせたりします。
チャーリー！！なんて優しい子なんだ！
ミミが元気ないの、ちゃんとわかるんだね。
～いつも寄り添ってとっても仲良しのチャーリーとミミ～
食べないと死んじゃうので、強制給餌を続けて、やっとミミが自分で食べるようになったのは退院から4日目の夜のことでした。
もう、すっかり元気を取り戻して、食欲も旺盛、部屋中走り回ってます。
よかった、よかった。
でもなあ、ミミ、避妊手術無理かもなあ・・。
もう1度入院させても、また、同じようになっちゃう可能性高いもんなあ・・・。
悩むところです・・・。
～すっかり元気になって「ご飯ちょうだい」と催促するミミ～
