投稿日:2010年7月22日|カテゴリ:セミナー・研究会, 美容健康情報

2週間程前、左足の甲が痒くってポリポリ掻いたら、水泡みたいにブツブツなってしまった・・。

左足の甲に幅2センチ長さ3センチ程度のまるで天の川みたいなブツブツ・・。
 

なんだあ?ダニにでもやられたのかしら?虫に刺された記憶ないけどなあ・・と思いつつ、ほったらしてました。
 

時々、痛痒いけど、かきむしったらダメダメと我慢して・・。
せっかくサンダルシーズンなのに、みっともなくてサンダル履けないのがちょっと残念だけど、さして気に留めず日々過ごしておりました。
診療中は、冷え防止のため、夏でも靴下2枚重ね履き(シルクか綿の5本指ソックス+普通のゆるいソックス履いてます。別に冷え性ではないんだけど、体をなるべく冷やさないために。冷えると痩せにくいので)なので、足の甲なんて見えないし。
 

そう、普通に日常生活送ってました。
 

いつもと同じように診療して、金曜日は、英会話のレッスンの後テニス行って、土曜日は仕事の後、ピアノのレッスン行って、あと、最近熱帯魚飼い始めたので、熱帯魚に夢中でした。
バルーンモーリーっていう、お腹がぷっくりしてヨチヨチ泳ぐちょっとおまぬけな感じの魚です。これがすごく可愛い!
 


~毎週金曜日の朝、診療前にみんなで英会話のレッスンを受けています。
写真は、講師のマイケルと。

マイケルはカナダ出身。趣味はテニス。とてもいい先生です。

実際に診療用椅子に座ってもらって、その日のテーマ(親知らず抜歯の説明だったり、歯周病の説明だったり・・)を英語で説明する練習します。宿題もいっぱい出るので、木曜日の晩はみんな試験前の学生のようです~
 


18日は、抗加齢歯科医学研究会に出席しました。
憧れの坪田一男先生の講義も聴けたし、九州大学の中村誠司先生の講義も素晴らしかった!!
 

中村先生の講義は、ビスフォスフォネート製剤について。
 

骨粗鬆症や癌でビスフォスフォネート製剤を使用している方が、抜歯などの歯科治療を受けると、顎骨の壊死が起きることがあります。抜歯だけでなく、入れ歯が合っていない、などの問題から生じることもあるようです。
この問題については、ウェスト歯科新聞でも患者さんにお知らせしたり、問診でもよくうかがうようにはしているのですが、患者さん自身が「虫歯とは関係ないだろう」と判断して、「何かお薬飲んでますか?」の問いに「いいえ」とお答えになってしまったら・・と思うと、とても心配になります。

飲み薬じゃなくて、注射のこともありますし。
今回、具体的な症例写真なども沢山見ることができ、対処法なども学べて、とてもよかったです。
 


~坪田一男先生の著書は、わかりやすく実践しやすい本ばかりです~
 

そんなこんなで、あっという間の2週間。
 


 

でも、2週間たっても相変わらず痛痒い・・。ところどころ化膿してる。

時々ズキズキすることもある。
 

なんか強力な毒を持った虫かも・・と思い始めたら夢を見た。

エイリアンがこっそり私の足に卵産みつけてる夢・・。

かなり怖い。

「エイリアン2」学生の頃まだ福岡で見たんだよなあ。

今はなき、福岡スポーツセンターの横のセンターシネマで。怖かったよなあ・・。
「エクソシスト」よりも「13日の金曜日」よりも、私は「エイリアン2」が怖かった。
シガニーウィーパーは勇敢でかっこよかったなあ。な~んて思ってたら、段々心配になってきて、ついに皮膚科を受診。
でも、待合室に貼ってあった症例写真を見て、「あ、やっぱりこりゃダニだね」と1人で勝手に自己診断。

ところが、先生に診ていただいたら、一目見て

「帯状疱疹ですね。」
「え?帯状疱疹ですか?」
「そうです。痛くないですか?」
「ええっと・・ちょっと痛いですけど・・」
「なんでもっと早く来なかったんですか?」
 

だって~、まさか帯状疱疹なんて思わなかったんですもん~~。
歯科大生だった頃、帯状疱疹については、皮膚科の授業でも細菌学の授業でも習いました。
(歯科大学でも、歯のことだけじゃなくて、内科学、外科学、眼科学、耳鼻咽喉科学なども一通り単位はとります。皮膚科もです。)
子供の頃にかかった水疱瘡のウイルスが神経節に潜んでて、免疫力が落ちた時に発症すると。
ものすごーく痛い、って習いました。
症例写真も沢山見たけど、足の甲に数センチの帯状のものなんてなかったし~。
 

・・というわけで、ダニかと思ったら、帯状疱疹でした。びっくり。
さすがに、皮膚科のお薬はよく効いて、ブツブツは終息しました。
やっとサンダルが履ける!
 


~ピンボケだけど、これがバルーンモーリーちゃん。新宿サブナードのアクアフォレストで色々教えてもらっています。高橋さん、いつもご指導ありがとう~