ウェルデンツ

ウェルデンツ

NHKや朝日新聞などでも取り上げられた新素材の義歯です。

床(入れ歯のピンク色の部分)のないタイプも可能なので、違和感が少なく、また、金属のバネもないので審美性もよく、残っている歯を傷めるリスクも少なくなります。お餅やガムを食べても、入れ歯がくっついてきて外れる・・ということがありません。

まるで、自分の歯のような自然なつけ心地です。

また、総入れ歯でも、床の部分の厚さを僅か0、5ミリ以下にすることができます。
入れ歯の厚みが気になる方にお勧めの入れ歯です。
保険の入れ歯で、歯茎にあたるピンクの部分が痛い、床と歯茎の間に食べ物がはさまる、違和感があって、長い時間つけていられないというお悩みの方には、是非試していただきたいです。

そもそも床がないので、当たって痛いとか、食べものがはさまることもありません。
別名「リムーバブルブリッジ」と呼ばれているものなので、ブリッジに近い装着感になります。

他院で、ブリッジを勧められたけど隣の歯を削りたくない、インプラントを勧められたけど、骨に穴をあけるのは怖い、という方にもピッタリです。
欠点としては、ない歯が前歯の場合、審美的に気になる方もいらっしゃる、ということ。
勿論、前歯に入れていらっしゃる方も当院には沢山いらっしゃいます。

ウェルデンツの症例

奥歯の場合

ウェルデンツ

30代女性:ブリッジで健康なとなりの歯を削ることは避けたいとのことで、ウェルデンツを選択されました。
写真は左上ですが、この方は右下もウェルデンツです。
先に、右下に入れて気にいっていただいて、左上もウェルデンツとなりました。

前歯の場合

ウェルデンツ

前歯が1本ない症例です。
装着するとこのような感じです。撮影のため、唇を開口機で引っ張っています。

ウェルデンツ

笑っても、歯茎が見えないタイプの方では、あまり気にならないかもしれませんが、歯茎が見えるタイプの方だと、隣の歯に引っかけているクラスプ(白なので、保険の入れ歯のようには目立ちませんが)が気になるかもしれません。

床ありの場合

ウェルデンツ
ウェルデンツ

それから、ない歯が多い場合や1番奥の歯がない場合、ウェルデンツも床ありになってしまうということ。

床がないことがウェルデンツの1番の強みだと思うのですが、欠損歯が多い場合や、1番奥の歯がない場合は、床ありでないと製作できないのです。

床はかなり薄くできるので、床ありでも「今までの入れ歯と比べると違和感がなくてよい」とウェルデンツを選択される方もいらっしゃいます。