今週も、テニスの帰り神宮外苑寄って来ました。
銀杏並木、先週よりは葉が落ちて、見頃は過ぎた感じだったけど神宮外苑いちょう祭りはまだやっていて、
楽しく買い食い。
伊勢うどんとか、青森のせんべい汁とか長崎のいわしげんこつとか、美味しい物いっぱい!!
お外で食べるB級グルメって、幾つになっても楽しい!
そうそう、近くのCafeには、真っ赤な4ドアのポルシェが展示してありました。
ポルシェも4ドアなんて出す時代なんだねえ・・・。
4ドアのスポーツカーかあ・・・。
もう速くてカッコイイだけの車は売れないんだろうか・・・。
ポルシェで子供やじいちゃん、ばあちゃんをお迎え行ったりするんだろうか・・・?
小学生の頃スーパーカーブームで、スーパーカー消しゴムをボールペンの後ろ使ってピンピン飛ばしてた世代の私としては、
スポーツカーには、峰フジコみたいなカッコイイ美女連れたやらし~~オトコに乗ってほしいんだけどね~。
燃費なんて気にせず・・・。
車の運転しなくなって、10年位たつので、めっきり車には疎くなってしまったけれど、
最近は、よく見かけるのはバンとかエコカーとかの実用的で環境に優しい車か、
(それ自体はいいことなんだけど)
ベンツみたいな「間違いない高級車」ばっかりで
昔みたいに「4畳半アパートに住んでるけど、車はローンでRX7」みたいな若者や
カマロに大型犬乗っけて走ってる怪しいオヤジはめっきり見かけなくなちゃいましたね~。
ちょっと寂しい・・・。
~スーパーカーブームもバブルも知らないうちの若手たちは冬でも元気!~
さてさて、11月読んだ本で1番うけたのはコレ。
①「シルバー川柳~誕生日 ローソク吹いて立ちくらみ~」
めっちゃ受けます。
幾つかご紹介すると・・・
・LED 使い切るまでない寿命
・3時間 待って病名「加齢です」
・起きたけど、寝るまで特に用もなし
・デジカメはどんな亀かと祖母が訊く
・無農薬 こだわりながら薬漬け
こんなの読んで共感してるのは、私もトシってことかしら??
待合室に置いていますので、是非ごらんになって下さい。
最近はまっている内田樹先生の本も2冊読んだけど、どっちも良かったです!
②「街場の文体論/内田 樹」
③「ひとりでは生きられないのも芸のうち/内田 樹」
すっかり内田樹先生の虜です~~。
洗脳されてしまいそうです~。
健康系では
④「人は感動するたびに健康になる/南 和友」
⑤「やさしさの精神病理/大平 健」
それぞれ、心臓外科医の先生と精神科の先生の書かれた本。
「やさしさの精神病理」は、スゴイ衝撃的な本でした。
私が考える「優しさ」と、この本に登場してくる患者さんたちの考える「優しさ」があまりに違い過ぎて・・・・。
登場している人たちは、精神科の患者さんて言っても、別に重篤な精神疾患の人たちじゃないのに・・・。
とにかく「人の心に踏み込まないこと、自分の心の内を見せないこと」が彼らの考える「優しさ」。
例えば、電車の中で老人に席を譲るのは「優しくないこと」なんだよ。
相手を年寄扱いしてるから。
なるほどなあ・・・って感じ。
「ひとは感動するたびに健康になる」では、
・シャラポアはなんでプレイ中あんな大声を出すのか?
・男子柔道がオリンピックで金メダルゼロだった理由
・フェイスブックやミクシィなどのSNSにはまって若い人が心臓発作
・音楽を聴きながらのジョギングはカラダに悪い
など、面白い内容盛りだくさんでした。
~田中&金丸癒し系コンビも元気です~
小説では⑥「動物農場/ジョージ・オーウェル」
内容全然知らないで読んだんだけど・・・ソ連批判の書らしい・・・。
動物のお話なんだけどね、登場する2匹の豚はスターリンとトロツキーを指しているらしい・・・。
勉強になりました。
きっとこの時代の人たちなら、そんな解説読まなくてもすぐに察しがついたのでしょうね。
ビジネスでは⑦「為替の誤解/上野 泰也」
これも非常に勉強になりました。
最後にエッセイで⑧「死ぬのによい日だ/日本エッセイストクラブ 2009年ベストエッセイ集」
このシリーズは大好き。
五木寛之さん、三浦しをんさん などの高名な作家さん、森光子さん、小玉清さんなどの芸能人のエッセイも収録されているけれど、税理士さんだとか、図書館司書とか、主婦とか、物書きが本業じゃない普通の人々のエッセイも沢山入っています。
でも、それがすごく面白いの。
絶対おススメの1冊です!!