9月になっても猛暑~って思ってたら、急に秋になりましたね。
本当に夏も終わっちゃったんだなあと思うと、ちょっと名残惜しい。
毎日欠かさず見てた「ゲゲゲの女房」も終わってしまって淋しく思ってたけど、
新番組「てっぱん」もなかなか面白いし、英語の勉強のために見始めたのにストーリーに夢中になってしまってる「リトルチャロ」も続きが気になって見逃せない今日この頃。
(なんだかNHKばかりだな。)
さて、今月も色んな本読みました。
今月のベスト3は・・
1.隠された風景ー死の現場を歩くー/福岡 賢正
捨てられた犬猫などを殺処分する現場で働く人々、私たちが食べる肉を作るための屠畜場で働く人々、高齢者の自殺防止のための活動をする人々、この3つの死の現場を取材して書かれた本です。
保健所に収容され処分される犬の大半は飼い犬で野犬はほとんどいないそうです。
「子犬が産まれたから親犬はもういらん」と親犬を処分しに連れて来る人もいるそうです。信じられない!!今まで可愛がっていた犬にそんなことできるなんて・・。あり得ない!!
ペットを処分する仕事も、屠畜場の人も、蔑まれたり、偏見や差別を受けたり、随分辛い思いをされているんだなあ・・と知りました。ペットを捨てる人こそ蔑まれるべきなのに。
~バルーンモーリーたちも元気です。いつの間にか赤ちゃんも生まれてました。
友人は、娘さんが飼ってたヤドカリが死んだ時、娘に知らせないでこっそり新しいヤドカリを買ってきてた。娘が悲しむのがかわいそうだから・・て。でも、それってどうなのかな?生き物は死ぬんだってことを知ることも大事なんじゃないかな?と私は思うけど、別の友人も子供が飼ってた金魚が死んだ時、死んだ金魚をトイレに流して、子供が学校行ってる間にこっそり似たような金魚を買ってきた、と言ってました。
私は子育てしたことないからわからないけど、そういうもんなのかなあ??~
~9月に読んだ本は12冊:こちらが前半に読んだ6冊。~
2.食品汚染はなにが危ないのか/中西貴之+藤本ひろみ
私たちのカラダは自分が食べた物でできています。
肌も髪も筋肉も内臓も脳も、みんな原材料は私が食べた物。
だから、食べ物のことはすごく気にして、買い物する時は絶対表示見て、ちょっとくらい高くても安全な物を!って思ってるのに、どれもこれもなんだかわけわかんない添加物とか着色料とか入ってるし、それどころか、表示さえも偽装してたり、消費期限改ざんしてたりするし、一体何を信じればいいんだーー??
・・・というわけで、この本読んでみました。
やたら恐怖心をあおるようなヒステリックな業界暴露本ではないです。
とても冷静に科学的に書いてあるので、こちらもちょっと知的になって読めます。
3.真鶴/川上弘美
大好きな川上弘美さんの小説。
夫は失踪してしまってて、娘は高校生でちょっと生意気になってきてて、自分は消えてしまった夫のことを想いながらも、不倫の恋人もいてその人も大好きで・・。
夫のことを知ってそうなそぶりの霊(?)みたいな謎の女にとりつかれて・。
川上弘美さんの本は、不思議なことがやけに普通に書いてあることがよくあるけど、いつもしみじみ引き込まれます。
~9月後半に読んだ6冊:今月は読書はちょっと少なめ。読みたくて買ったけど、まだ読んでない本がリビングにつんであって気になるう~
その他、今月読んだ本
4.若者たち~夜間定時制高校から視えるニッポン~/瀬川正仁
先日見た映画「月あかりの下で」で、なんだか考えさせられたので、もう少し自分なりに考えてみたくて読んだ本。
映画の舞台だった浦和商業定時制の本も今読んでるので、こちらもまた報告しますが・・。
派遣切りや、格差社会(ちょっと前まで1億総中流社会だったのに、どうしてこうなってしまったんだろう?)、なんでも「自己責任」って言葉で片付けられちゃうけど、
一概にそうとは言えないなあと、映画とこの本で感じました。
1度ドロップアウトした人でも希望がもてる社会に、どうしたらできるんだろう??
って考えちゃいます。
ちょっと重いテーマだけど・・。
5.疲れない体をつくる免疫力/安保徹
医学の知識が全くない人でも面白く読める免疫の本。
歯医者してると、歯磨きなんかろくにしてなくて(3日は磨いてないよなって感じの人、マジでいるんですよお。歯医者に来る時にですよお。)口の中めちゃめちゃ汚いのに、虫歯にも歯周病にもあんまりならない人を見かけます。免疫力強いんだろうなあ。
色んな病気って、結局免疫力が高ければ防げるんだよね。
インフルエンザだって、同じ場所に行ってもかかる人とかからない人いるし。
これって免疫力の差。
肩こりを撃退する方法、鼻水の色でわかるカラダの状態、疲れたカラダが元気になる爪もみ療法などなど、簡単にできる免疫力アップの方法がいっぱい書かれています。
おススメです。
~免疫力アップには「日光をよく浴びる」ことも大事らしい。自転車とテニスで今年もよく焼けた私には力強いお言葉。愛車その1:チネリ~
~愛車その2:ルイガノのフラットロード:こいつが1番軽くて速い~
6.儲かる仕組み作りは「やらないこと」から決めなさい/小山昇
7.ともしびマーケット/朝倉かすみ
ほっこりした気持ちになれる連作短編。<
8.ザ東京銭湯/町田忍
このブログにも何度か書いたけど、銭湯がマイブームな私・・。
でも、こんなに素敵な銭湯が東京にはいっぱいあるんですねえ。
まるで、美術館!是非行かねば!写真もいっぱい、銭湯の歴史や豆知識もいっぱいです。
銭湯ガイドブックとしても使えるし、写真集として見ても楽しい。
9.診たて違いの心の病/溝口徹
統合失調症やうつ病などを、栄養療法で治している先生の本。
「心」も「体」の1部なら、「食べた物」でできているのかもなあ・・と思います。
10.青天の霹靂/劇団ひとり
前作「陰日向に咲く」がとっても良かったので、買いました。
今回はタイムスリップもの。タイムスリップものっていうと、浅田次郎さんの「地下鉄に乗って」(泣けます!!)や、重松清さんの「流星ワゴン」(タイムスリップとはちょっと違うけど、過去に行けるし。これも涙、涙、でした)を思い出します。
こういう話って、絶対「父と息子」なんですよねー。やっぱ父親と息子って確執があるのかなあ?
11.たった1分で人生が変わる片づけの習慣/小松易
私は掃除魔なので、(って言うか、掃除以外の家事はあんまり好きじゃないし)この本を読まなくてもちゃーんと片付いてるんですけどね。掃除好きだからついつい買ってしまった・・。
お掃除開運ものでは、カレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」もおすすめです。
12.0円で8割をリピーターにする集客術/一圓克彦
お客さんの脳内SEO対策について、ためになるアイデアがいっぱいでした。
資金力のない小さなお店でもできることばかりでした。
~愛車その3:通勤、買い物用のルイガノのミニベロ、これでも40キロ近く出ます~